2021-05-26 第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
これはあくまで教育ツールでありまして、これが全てを代替するものではないということを改めて申し上げておきたいと思うんですが、その上で、機械は日進月歩で、技術もどんどん変わっていきます。また、どこの御家庭でもそうだと思いますけれども、一度買ったものが、電気機器でございますから、五年、十年、長く使えるというものではないので、当然、更新時期を迎えるということになります。
これはあくまで教育ツールでありまして、これが全てを代替するものではないということを改めて申し上げておきたいと思うんですが、その上で、機械は日進月歩で、技術もどんどん変わっていきます。また、どこの御家庭でもそうだと思いますけれども、一度買ったものが、電気機器でございますから、五年、十年、長く使えるというものではないので、当然、更新時期を迎えるということになります。
私、企業の皆さんにはすごく失礼なことを申し上げたんですけれども、今まで学校現場では随分もうけたでしょう、ですからここは還元してほしい、そういう意味では、子供たちが教育ツールとして使うことに企業としての社会的な協力をしてくれないかというお願いをして、私は、多くの企業の皆さんもそれに賛同していただいていると思います。
しかし、それが教員を減らすことにつながるんだというのは考えてもみなかったことでありまして、あくまで教育ツールとして使いこなして、ある意味では、今まで黒板の前に立っていた先生たちが、今度はその教室の中を画面をのぞき込みながら生徒とのやり取りができるようになって、個別最適な教育ができると期待をしていたのに、そこに教師がいないでいいという発想には私は全く理解ができないということをはっきり申し上げました。
やはり、都道府県で最低一つの拠点で行う、そして、この成果を蓄積して、三年後、五年後には標準的な教育ツールにする、それぐらいの意気込みといいますか、危機感を持って進めるべきだと思います。 特に、予算に関してですけれども、ヒアリングをしますと、地方財政措置で各都道府県は進められるだろうとおっしゃるんですが、やはりこれはそれ以外に、国の重点予算として計上していただきたいと思います。